算数科「時計を生活に生かそう」において、ロイロノート・スクールとデジタルコンテンツを活用し、学習内容の習熟を図る学習を行いました。
本単元では、単元を通してロイロノート・スクールを中心に学習を進めました。本来、全二時間の単元だったが、もう一時間追加し、学習した内容をしっかり生活に生かすことができるように、習熟を図ることしました。その追加した一時間ではまず、自分の一日の生活を数直線に表現させました。その際、デジタルコンテンツで作成した時刻をキャプチャし、ロイロノート・スクールに貼り付けさせました。この活用の組み合わせが一つ目のデジタルトランスフォーメーション的な学習だと考えます。
作成した自分の一日を使い、問題づくりを行った際、その問題の答えにあたる解説動画をデジタルコンテンツで画面録画し、ロイロノート・スクール内に取り入れさせました。解説動画があることで、目に見えない「時間」を可視化することができ、どれだけの時間が経過したのか、一目で確認することができた。この場面が二つ目のデジタルトランスフォーメーション的な学習だと考えます。
実際に、児童が作成した問題を全員で考えていたとき、何時間経過したのか児童の考えが複数出てきたが、その解説動画を視聴し、「◯時間経過していたのか」と全員が納得する形でその問題を終えることができました。今回、デジタルコンテンツを学習に取り入れたことで、時間の可視化を可能にし、学習内容の習熟という目的により近付くことができたと思いました。
今後の学習にも、デジタルコンテンツをはじめとするツールを積極的に活用し、多くの児童が理解できる学習を目指していきたいです。また、その理解を深めることができるようなデジタルトランスフォーメーション的な活用法も見つけていきたいです。
