今日は、2年生が幕張の職業体験施設「カンドゥ」へ行きました。
職業体験施設が、有名になって、小さい頃から就業感をそだてよう・・・なんて風潮がありましたが、体験施設で「仕事は大事。必要。」とかいう考えになるんでしょうか。
「働く=生活、お金」
これは、間違いではないけれど、きらいな仕事は続かないし、お金以外の喜びややりがいっていうのも、全部否定はできない(そういう面もある)。
「カンドゥ」って、やりたいな、とか、おもしろそうで仕事をえらんでみたり、空いているからとりあえずやってみたり、人がいるからやってみたり、混んでない仕事をえらんでみたり・・・。
あそんでいるように見えるんだけど、大人の世界の仕事選びも案外そんな感じのところもあるかなあって思いました。その中で自分に合うものを見つけて行くことが「はたらくこと」なのかもしれません。
ご存じの方も多いと思いますが、カンドゥでは仕事を体験するとお給料がもらえます。そのお給料で買い物ができます。流通紙幣の単位は「カッチン」です。
消しゴム 30,000カッチン(鉛筆けずりの形をした消しゴム)
お菓子 50,000カッチン(キャベツ太郎の小さい袋みたいなやつ)
大人は、「たっか!」という反応がまず出ますが、子供たちは、「お給料で買ったこと」をまず話してくれます。(カッチンでこれ買ったんだみたいな感じ)
ものの価値にばかり、気をとられる自分がちょっと恥ずかしい気がします。手に入れたことがうれしいみたいな気持ち・・・、わすれてたかも。
就業感なんて言葉をだすから、きれいな言葉でまとめようとする。だから長文になる。
今日言いたいのは、「働く」って、みたい、しりたい、やってみたい、のような、「自分の欲求(夢?)をかなえること」じゃないかと思ったんです。
今日2年生と話したり、働いている姿を見てそう思いました。(いろいろあると思いますが一意見として)