台風15号の影響で千葉県内の停電が続いています。
平賀小学校では、11日の午後に電気が復旧しました。
地域の皆様も、当然子どもたちも大変な思いをしていた5日間だと思います。
子どもたちが登校してくる学校には生命が吹き込まれるようです。
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ずいぶん、この風景を見なかったような気がします。たった5日間でしたが、台風の残した爪あとは本当に大きかったですね。保護者地域の皆様のおかげで普段と変わることのない子どもたちの登校を見ることができました。 朝一番に全校朝会を行いました。
この停電中にたくさんのいつもと違うことを経験してきた子どもたち。台風や停電による被害は気づかないうちに人の心をむしばんでいることが想像されます。
校長先生からは
まず、全校で集まり、このピンチを乗り切り、ここまでよくがんばりましたね」ということを皆で共有し、「こうして、学校へ来れば友達や先生もいる。心配なことや不安なことがあったら我慢しない。つらかったら、つらいと言ってもいいし、泣きたかったら泣いてもいいんだよ」というお話がありました。また、今こうして無事にいられるのもおうちの人が一生懸命みんなの面倒をみたからだということも伝えました。
最後に、平賀小学校のシンボルツリーである「オオエノキ」が大きく損壊してしまったことを伝えました。子どもたちも、いざ登校してその様子を目の当たりにするとショックを隠せないようでした。現在、造園屋さんと相談しながらオオエノキにつてはできるだけのケアをしていく予定です。皆で、温かく見守っていきたいと思います。
次に安全担当の山邉先生から安全についてお話しました。台風被害で学校敷地内の被害も大きいので、むやみに近寄らないこと、地域でも切れた電線や、倒壊した木や破損した施設には近寄らないように指導しました。