8月23日(金)に「教育相談研修(不登校支援)】を行いました。
千葉県教育庁北総教育事務所・印旛地区不登校等児童生徒サポートセンターの訪問相談担当教員の先生を講師にお招きし、「不登校の具体的な支援方法~ケースの見立てと効果的なケース会議~」をテーマにご講義いただきました。
不登校の要因はひとそれぞれで、複数の要因が重なり合っている場合が多くあります。
児童生徒の背景や環境、願いを理解し、回復段階に合った適切な支援をすることが不登校支援においては欠かせません。
ケース会議を行うに当たり、どんな情報が必要で、その情報からどう見立てるかが、適切な支援につながります。
具体的な事例を踏まえたお話をいただき、参加者は自身の経験を振り返るとともに、今後の支援の在り方を考えることができました。
【参加者の感想】
「不登校の見立てについて、有益なお話を伺うことができとてもありがたかったです。今までに受け持った不登校児のことを思い出し足りなかったところなどがわかりました。今後しっかりした見立てをしてからケース会議などにのぞみたいと思います。」
「不登校を支援するにはまず両親の支援が必要なのだと知ることができました。自分のクラスにも昨年まで不登校だった児童の両親が不安に感じていたので今回の講義の内容を踏まえて両親の不安が少しでも和らぐような声掛けをしていこうと思いました。」
「登校できなくなってしまった児童や保護者に寄り添うことの大切さは理解しているつもりでしたが、配慮に欠けた対応や声掛けがあったことを反省しました。学校に来ることだけが正解ではなく、安心して休む環境を整えることもとても重要なんだと気付かされました。一人ひとり状況が違うので、よく見立てをしてからチームで作戦を立てなくてはいけないと実感しました。」