8月2日(金)に「道徳科教育研修」を行いました。
「道徳科における自己調整学習について」をテーマに、印西市教育センター指導主事から演習を交えながら説明しました。
道徳教育はすべての教育活動の中で行っていくものですが、その中心となるのが道徳科の授業です。
その授業の充実に向けて「道徳科における『個別最適な学び』と『協働的な学び』」「道徳科における『自己調整学習』」「目指す授業の姿」「指導方法の工夫」「授業の実際」について学びました。
児童生徒の心を揺さぶる発問、本音を引き出す発問、思考を揺さぶる切り返しや問い返し、ICTの活用などにより、子どもたちが自己の生き方についての考えを深め、様々な場面において主体的に道徳的な行為ができるような授業を工夫していく意欲を高めることができました。
【参加者の感想】
「道徳の授業でのICTの活用の仕方が分かっていなかったのですが、心の数直線やAIテキストマイニングを使用すると、視覚的で分かりやすいなと感じました。
また、発問を工夫をすることで児童の本音を引き出せることが分かりました。」「道徳科における自己調整学習について、より理解を深めることができました。ICTの活用と合わせて、2学期以降の授業で実践していきたいと思いました。」
「教師の発問によって授業の内容や深まりが大きく変わるということを実感しました。道徳の教材研究を行う際には、発問の工夫をして児童の本音を引き出せる授業を展開できるようにしていきたいと思います。」
「比較的に落ち着いている児童が多いからか、教師が求める発言をしようとする児童が多いため、なかなか本音を引き出せない授業になってしまうことが悩みでした。教えていただいたことを生かして、児童がもっと自分の考えを深められる授業をしていきたいと思いました。」