7月26日(金)に「特別支援教育研修(見え方)」を行いました。
講師として、千葉県立千葉盲学校視覚支援センターからお二人の先生にお越しいただき、「見え方に困難さを抱える子どもの通常級での指導の在り方」をテーマに、講話と体験を通して研修しました。
さまざまな視覚障害による見え方・困難さの違いについて、疑似体験しながら学ぶことで、見え方に困難さを抱える子どもを理解したり、必要な支援や配慮について考えたりすることができました。
【参加者の感想】
「弱視というものは一つの概念でとらえていましたが、いろいろなケースがあることがわかりとても勉強になりました。」
「視覚障害をもっている方々の見え方を実際に体験することで、支援のあり方を考えるきっかけになりました。また、教員だけでなく、子どもたちも実際に体験し、理解をすることも大切だと感じました。」
「2学期からの教育活動に生かすとともに、校内で広めたいと思います。教材、教具の工夫はいくらでもできそうなので、挑戦してみます。」
「視覚障害児=盲学校児童のイメージがありましたが、弱視などの具体例を伺って、自分のクラスでも「もしや?」と心当たりのある児童が思い浮かび、ぐっと身近な問題だと認識が変わりました。
本日教えていただいた視点を心に留め、早い段階で気づくと言うことを今後も心掛けていきたいと思います。」
「擬似体験をすることで、視覚障害の世界を知ることができ、怖さについても考えることができました。児童に見え方で困っている人がいた場合、どのように見えているのかを把握するとともに、明確な指示、他の児童の周知、盲学校との連携などを行い、全力で支援に当たっていきたいです。」