印西市の保健センターより助産師さん,保健師さんをお招きし,6年生に「命の授業」をしていただきました。
「思春期」のこの時期は大人になるためのいろいろな変化が体にも心にも起きてきます。
4年生の保健学習で学んだことを振り返りました。
体の成長にも心の成長にも「個人差」があります。誰かの真似ではなく,「自分らしさ」を大切にしていきましょう。
次に命のはじまりについて振り返りました。
卵巣の中にあるあかちゃんのもとである「卵子」は砂糖粒程の大きさです。こんなに小さいのですね。
子宮の中で育っている胎児の大きさや重さを人形で感じました。
2か月頃は大豆くらい,生まれる頃には3キロ程まで成長します。
2か月から3か月になるときの成長の早さに驚きの声が上がっていました。
へその緒を通して,お母さんから栄養や酸素を受け取り,どんどん成長するのですね。
赤ちゃんのエコー写真も見せていただきました。
赤ちゃんはおなかの中にいるときから指しゃぶりをし,おっぱいを飲む練習をしています。
赤ちゃん人形も抱っこしてみました。
ぜひ家で母子手帳を見てみてください。「自分がどのくらいの大きさで生まれてきたのか」,
「生まれてくるまでにどの程度の時間がかかったのか」がわかります。
お腹の中にいるときから大事にされ、誕生し、ここまで大きくなってきたみなさん。
その大切な命を「自分で守る」 ために必要な「情報の取捨選択方法」「性被害からの身の守り方」についても振り返りました。
みなさんの命はさまざまな奇跡を経てつながってきました。
ぜひ,自分で自分の良いところを認めてあげてください。
「自分も大切,他人も大切」の気持ちを忘れずにいてください。