６年生のキャリア教育の一環として、千葉県技能振興センターの皆様にお世話になり、「ものづくり魅力発信講座」を開催していただきました。この講座は、１級技能士など高度な技能をもつ「ものづくりマイスター」が教育機関に直接出向き、子どもたちがものづくりの魅力や楽しさに触れ、体験する機会を提供することでキャリア教育の推進の一助になればと開催してくださっています。今回は、「建築大工」「畳」「建築板金」の３グループに分かれて、ご指導いただきました。
　「建築大工」のグループです。ウッドスピーカーを製作しました。のこぎりで板を切り、組み立て、木の保護材を塗りました。スマホを立てかけるとちょうどよい大きさのウッドスピーカーができあがっていました。
　　　　

　「畳」のグループです。ミニ畳を製作していました。畳のまわりに縁をつけ（縁取るような形で）、裏面に滑り止めをつけていきます。難しいところは、マイスターの方々にも協力していただきながら完成させていました。子どもたちそれぞれの縁の模様がちがい、自分だけのミニ畳ができあがっていました。
　　　　　

　「建築板金」のグループです。銅板のレリーフを製作しました。子どもたちは、事前に描いていた下絵（簡単な絵や文字）をもとに、板金に模様をつけていました。今回はけがをしないように、模様をつける時はボールペンを使っていました。きれいな模様になり、子どもたちも満足そうでした。